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キャリア別法人携帯のメリット~コスト削減編~

20185/16

キャリア別法人携帯のメリット~コスト削減編~

法人携帯にはさまざまなメリットがありますが、企業が法人携帯を導入する際に一番の決め手となるのはコスト削減効果がどの程度見込めるかという点ではないでしょうか?

実際、ドコモ、au、ソフトバンクでは法人専用のプランが展開されており、プランの使い方次第では大きなコストカットが期待できます。今回の記事では、コスト削減という観点から、法人携帯のメリットについて紹介したいと思います。

▶︎目次

1、法人携帯専用の料金プランとデータ定額

キャリア別法人携帯のメリット~コスト削減編~
法人携帯専用の料金プランについて紹介します。

ドコモ カケホーダイorシンプルプラン+データシェアパック

ドコモの法人携帯プランでは、データシェアパックというデータ容量の分け合いサービスをうまく活用するとコストの削減を図ることができます。

通話プランをまとめると以下のようになります。

プラン名称 月額 概要
カケホーダイ(スマホ) 2,700円 国内通話24時間無料
カケホーダイライト(スマホ) 1,700円 5分までの国内通話無料。5分以降20円/30秒
カケホーダイ(ケータイ) 2,200円 国内通話24時間無料ガラケー専用プラン
シンプルプラン 980円 シェアパック専用プラン。20円/30秒

また、データシェアプランには、以下のものがあります。

プラン名称 月額(親回線) 概要
ビジネスシェアパック5 6,500円 上限5回線。5GBをグループで分け合い
ビジネスシェアパック10 9,500円 上限10回線。10GBをグループで分け合い
ビジネスシェアパック15 12,500円 上限15回線。15GBをグループで分け合い
ビジネスシェアパック50 37,000円 上限50回線。50GBをグループで分け合い

ビジネスシェアパックは、3000GBまで分け合えるビジネスシェアパック3000までプランが設定されています。
契約回線、契約データ容量が多ければ多いほど、1回線あたりの料金が安くなります。

ビジネスシェアパックの子回線は1回線につき500円発生します。

インターネットの使用が少ない通話中心の回線はガラケープランを契約することによりさらなるコストカットも可能です。

au 法人携帯料金プラン

auの法人携帯料金プランには、基本料金や通話料が安いプランがあります。データシェアのプランはないので、通話中心であったり、オフィスに無線LANの環境が整っていたりする企業にとって大きな削減が見込めるプランです。

プラン名称 月額 概要
カケホ 2,700円 国内通話24時間無料
スーパーカケホ 1,700円 5分までの国内通話無料。5分以降20円/30秒
カケホーダイ(ケータイ) 2,200円 国内通話24時間無料ガラケー専用プラン
オフィスケータイプラン 800円 au同士通話料無料。国内固定電話向け通話料8円/3分

オフィスケータイプランは、基本料金が安いにも関わらず、固定電話並みの通話料です。データプランのLTEフラット(5,700円/月)の同時加入がプラン申し込みの条件となっています。

続いてデータプランです。

プラン名称 月額 概要
データ定額2/2 3,500円 2GBまで高速通信可能
データ定額3/3 4,200円 3GBまで高速通信可能
データ定額5/5 5,000円 5GBまで高速通信可能
データ定額20/20 6,000円 20GBまで高速通信可能

データプランについては、個人向けのプランと同等です。

ソフトバンク 法人向けプラン

続いてソフトバンクの法人向けプランについて紹介します。
ドコモと同様、データの分け合いをうまく活用するとコストの削減につながります。

プラン名称 月額 概要
スマ放題(スマホ) 2,700円 国内通話24時間無料
スマ放題ライト(スマホ) 1,700円 5分までの国内通話無料。5分以降20円/30秒
スマ放題(ケータイ) 2,200円 国内通話24時間無料ガラケー専用プラン
ホワイトプラン 934円 9時~21時ソフトバンク同士無料。20円/30秒

ホワイトプランは2018年6月27日をもって受付終了になります。

プラン名称 月額(親回線) 概要
法人データシェア専用パック10 9,500円 上限10回線。10GBをグループで分け合い
法人データシェア専用パック15 12,500円 上限15回線。15GBをグループで分け合い
法人データシェア専用パック50 16,000円 上限50回線。50GBをグループで分け合い
法人データシェア専用パック100 20,000円 上限100回線。100GBをグループで分け合い

データシェアプランは子回線1回線につき、500円発生します。
ソフトバンクは、個人向けのスマホでもウルトラギガモンスターという大容量の格安プランが人気ですが、法人向けとしても大容量のデータシェアが非常にお得になっています。

2、法人携帯のその他の割引サービス

キャリア別法人携帯のメリット~コスト削減編~

料金プラン以外にも、法人携帯はさらにコスト面でのメリットがあります。

端末代金が安い

ドコモの場合、2回線以上データシェアプランに加入し対象機種を契約すると、「法人まとめて割」が適用になり1回線あたり4,800円割引になります。

ソフトバンク、auでは割引プランとしては発表されていませんが、店頭で購入するよりも安く購入できる場合があります。

長期利用割引(ずっとドコモ割)

ドコモの場合は、個人向けのプランでも同様のものがありますが、長期継続利用をすると「ずっとドコモ割」が適用になります。
法人携帯の場合、個人と比較して解約したりMNPをしたりする頻度は少なくなると思います。自然に、5年、10年と契約期間が延びていくものですが、契約期間が長ければ長いほど割引額が大きくなります。

固定電話との連動プラン

auの「ビジネス通話定額」のように、安い月額料金(スマホ300円、ケータイ900円、固定電話900円)で国内社員間通話が定額になるサービスがあります。

ドコモには「オフィスリンク」、ソフトバンクには「ホワイトオフィス」という同等のサービスがあります。

3、まとめ

法人携帯のコスト削減という観点でのメリットを紹介しました。

ドコモ、au、ソフトバンクのどのキャリアを選んでも、個人携帯よりもコストの削減が見込めることをご理解いただけたでしょうか?どのキャリアで契約すべきか迷われている方は、

  • 長期にわたって利用するならドコモ
  • 通話中心での利用ならau
  • データ通信量が多くなりがちならソフトバンク

といったキャリアごとのカラーを踏まえて検討されてみてはいかがでしょうか?固定電話やインターネット回線の契約と絡めて検討することも重要です。

また、販売業者に料金のシミュレーションを依頼すると、数字で見込みの費用が確認できるので良い判断材料になりますよ。

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