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法人携帯の必要書類 契約内容別に簡単解説
法人携帯を登録するには、必要書類の提示が必要です。
個人携帯を登録する際にも同様のことが言えますが、不正契約を防止するためにドコモ、au、ソフトバンクともに厳格に規定が定められています。
新規契約やMNPの時に確認書類が必要ということは認識されている方も、機種変更、解約、故障受付の際には?と考えてみると意外に難しいのではないでしょうか?
今回の記事では、どういったときにどのような必要書類が必要なのかを案内します。
▶目次
1、携帯電話不正利用防止法と法人必要書類
携帯電話の不正利用を防ぐために、携帯電話不正利用防止法が制定されています。
携帯電話不正利用防止法について
携帯電話を登録する際に、個人・法人問わず本人確認書類の確認は厳格になされます。
「振り込め詐欺」をはじめとして携帯電話が犯罪に利用されるケースは多く、2006年4月に施行された「携帯電話不正利用防止法」が施工されました。これを受けて、ドコモ、au、ソフトバンクでは、それぞれ不正利用防止に向けて取り組みを行っているのです。
利用者からすれば若干手間がかかってしまいますが、安全な社会のためにやむをえない部分でもあるのです。
法人携帯を契約する際に必要な確認書類(新規・MNP)
法人携帯の登録時に必要な確認書類は、基本的には以下の3点です。
- 登記簿謄本もしくは印鑑証明(それぞれ発行から3か月以内)
- 登録担当者の名刺または社員証、委任状
- ・登録担当者の本人確認書類(免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
基本的には、上記の3点が必ずセットで必要です。
※委任状は、携帯電話会社のホームページからフォーマットをダウンロードすることができますが、出力と記入に手間がかかるので名刺を使用されるケースがほとんどです。
※注意したい点としては、登記簿謄本や印鑑証明は発行から3か月以内のものが必要ということです。
いずれも法務局で取得でき、発行手数料として300円かかります。
法務局が混雑している場合には、発行されるまでに少し時間がかかってしまうケースもありますので、前もって取得しておくことをおススメします。
また、これらの書類はすべて現物が必要です。あらかじめ自社やコンビニなどでコピーしたものは確認書類として使用できません。
支払い方法を設定する際に必要なもの
支払い方法を設定したり変更したりする際にも確認書類や印鑑が必要になります。
携帯電話ショップに来店して手続きを行う際には、以下の4点が必要になります。
- 登録担当者の本人確認書類
- 登録担当者の名刺または社員証、委任状
- 口座名義、番号がわかるもの(キャッシュカード、金融機関通帳)
- 金融機関届印
金融機関届出印は企業によっては持ち出しが禁止されているケースもあるかと思います。
スムーズに契約するための方法をあらかじめ携帯電話ショップと相談しておくと良いでしょう。
2、その他、確認書類が必要とされるケース
新規契約や支払い方法の設定以外にも、手続き内容に応じて必要書類が要求されます。
機種変更時
機種変更の際の確認書類についても、原則としては新規契約時と同様の3点の必要書類が求められます。
これに加えて、現在利用中の端末を店頭に持参することが必要になります。
現在利用中の機種で本人確認が取れるため、登記簿謄本または印鑑証明の提示が省略できる場合もあります。
解約時
解約時の必要書類は、以下の通りです。
- 法人印
- 本人確認書類
- 名刺または免許証
- 利用中の携帯電話端末
料金プラン変更・オプション変更
料金プランの変更やオプションの変更は、コールセンターで手続きが取れるため特に書類を持参する必要はありません。
ただし、4桁の暗証番号の入力が必要です。(暗証番号を忘れてしまった場合は、会社の住所や電話番号などの情報を電話口で確認されます)。
携帯電話ショップ店頭で、プラン変更を行う場合は、店頭で本人確認書類の提示を求められるかもしれません。
故障修理対応時
故障端末を、携帯電話ショップに預けて修理依頼をする場合は、以下の3点が必要になります。
- 本人確認書類
- 名刺もしくは免許証
- ・故障した携帯電話端末
3、まとめ
法人携帯登録時の必要書類について紹介しました。
特に新規契約時には、印鑑証明もしくは登記簿謄本が必要となるので要注意です。取得漏れや有効期限切れの場合には、法務局で書類を取得しに行かなければなりません。土日祝日の場合は、法務局が開いていないため、当日登録できないという事態に陥ってしまいます。
機種変更やプラン変更については、キャリア・店舗・契約内容によって必要とされる書類が変わる場合があります。
少なくとも本人確認書類と名刺は常備し、必要書類や印鑑の必要の有無について店頭に問い合わせてから来店するようにしましょう。
プラン変更やMNP予約番号発行の際には暗証番号も重要です。必ず把握しておくようにしましょう。
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