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法人携帯のデメリット 窓口払いの手間とリスクについて

20185/15

法人携帯のデメリット 窓口払いの手間とリスクについて

法人携帯の月々の支払方法は、クレジットカード払いか口座振替のいずれかになります。
多くの企業では口座振替を設定されることでしょう。

しかし、口座振替の設定には新規契約後1~2か月程度の設定期間が生じます。金融機関での口座情報の設定作業が終わるまでは、請求書で窓口払いをしなければなりません。窓口払いは、企業にとって手間がかかるうえに、安全面で不安もあり、非常に大きなデメリットとなります。

今回は、法人携帯のデメリットである窓口払いについて紹介します。

▶︎目次

1、法人携帯の料金支払い方法と設定方法

法人携帯のデメリット 窓口払いの手間とリスクについて法人携帯の料金支払い方法とその設定方法について案内します。

法人携帯の料金支払い方法

ドコモ、au、ソフトバンク法人携帯の月々の支払方法は

  • クレジットカード払い
  • 口座振替
  • 窓口払い

のいずれかを選択できます。

現実的には、個人経営や小規模のオフィスを除いて、口座振替を設定されるケースがほとんどです。
口座振替は、クレジットカードと比べてセキュリティ面での不安が少なく、経理手続き上も手間が少ないというメリットがあります。

窓口払いは、会社に届いた請求書をコンビニや携帯電話ショップで直接支払う方法です。
小規模の企業などでまれに選択されているケースがあります。手間がかかるうえにメリットはほとんどありませんが、全ての回線を解約する予定がある企業はわざわざクレジットカードや口座情報を登録するより窓口で数回支払いをしたほうが手間にならないかもしれません。

口座振替の設定方法

新規契約・MNPと同時に口座振替を設定する場合の手続き方法としては、新規契約書のほかに口座振替依頼書を記入し提出します。
個人携帯でも同様ですが、この際に、口座の情報を正しく記入し、設定した銀行印を捺印する必要があります。

口座振替依頼書は、金融機関にて手続きが進められ、不備がなければ1~2か月後に指定した金融機関口座から月々の携帯電話の料金が引き落とされます。

口座振替の設定方法(変更)

クレジットカード払いから口座振替への変更、既に口座振替で支払い中の企業でも別の銀行口座への変更、窓口払いから口座振替への変更を設定することも可能です。

携帯電話ショップもしくは、担当法人携帯電話担当に相談をしてみてください。登録方法は、原則として新規契約と同時での設定方法と同じです。

2、口座振替と窓口払い

法人携帯のデメリット 窓口払いの手間とリスクについて

法人携帯の口座振替と窓口払いについて紹介します。

口座振替設定期間

口座振替の設定には一定の時間がかかりますので、どのような形で申し込みをした場合でも、登録手続きが完了するまで1~2回窓口払いで対応しなければなりません。口座振替依頼書の記載内容に誤りがあったり、銀行印が正しく捺印されていないなどの不備があったりする際には、その期間はさらに長くなります。

窓口払いのデメリット

個人でも同様のことがいえますが、窓口払いは手間がかかるので企業にとって大きなデメリットになります。
特に、数十回線もある企業の場合は、一ヶ月分の支払いでさえ数十万円、数百万円という金額に上ることもあります。一時的に最寄りの携帯電話ショップ(あるいはコンビニエンスストア)までとはいえ、それだけの大金を持ち歩くことは非常に大きなリスクです。

また、手間以上に見逃せない点が、料金の支払い漏れが生じてしまうリスクについてです。
請求書を見落としてしまったり、経理担当者の認識の食い違いがあったりした結果、到着した請求書で支払いがされなかった場合、携帯電話の料金を滞納してしまう結果になります。

特に、法人携帯の端末を割賦契約で購入している場合には、割賦契約=ローン契約ですので、滞納によって会社の信用問題に大きくキズがついてしまいます。結果として、他のローン商品や金融機関からの融資に大きな影響を及ぼしてしまい、後の経営に大きな影響を及ぼしてしまうのです。

こうした事態に発展するとデメリットどころではありません。当初から窓口払いを設定されている場合でも、口座振替の登録待ちの場合でも、このような事態にならないよう、できるだけ速やかに支払いを済ませましょう。

窓口払い期間を短くするために

窓口払いはデメリットが非常に大きいので、口座振替を設定される場合でもできるだけ窓口払いになる期間を短くしたいものです。

そのためには、金融機関の講座の情報や銀行印などを正しく把握し、申込書に正しく記入、捺印しておくことが重要です。
また、契約担当者は必ず経理担当者に窓口払いの請求書が到着することを事前に伝えておきましょう。伝えておくことによって、支払処理がスムーズになります。

3、まとめ

法人携帯のデメリットの一つ、窓口払いについて紹介しました。

窓口払いそのもののデメリットとしては、支払いをする際の手間と安全面です。ただ、それ以上に怖いのが支払い漏れのリスクです。携帯電話の割賦契約は、ローン契約ですので支払いが滞ってしまった際には信用情報に傷がついてしまいます。十分に注意し、確実に支払いましょう。

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